苺のショートケーキ -直径15cm(5号)型用-

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いちごのショートケーキの画像私がケーキの中で最も好きな『苺のショートケーキ』 苺&生クリーム&スポンジ。シンプルな構成だけに、素材の味や、スポンジが決め手になりますが、ポイントを抑えてしまえば、失敗はしませんよ。
しっとり、ふんわり、絹のようなきめの細かいスポンジの焼き方を紹介します。
一口食べて、思わず微笑んでしまうような『ショートケーキ』を気軽に作ってみてね。
私の作るケーキは、このページの直径15cm(5号)ケーキ型での分量を基本として紹介していますが、分量と焼き時間を他の焼型サイズに合わせて調整すると他のサイズでも作れます。(*22×22㎝角型の紹介あり)
*他のサイズも別ページ↓↓↓で紹介しています。

『直径12㎝(4号)型』の作り方はコチラ♥ »»
『直径12㎝(4号)型 x 2台分』の作り方はコチラ♥ »»
『直径21㎝(7号)型』の作り方はコチラ♥ »»

材料(直径15㎝×1台)

    ====スポンジ====
  • 薄力粉 70g
  • 卵(Mサイズ) 2個(110g)
  • 上白糖 85~90g(私は、洗双糖50g+グラニュー糖35g)
  • *バター 16g(無塩:8g+有塩:8g)
  • *ハチミツ 15g
  • *お湯 小さじ1杯
    ====クリーム 【】はクリームを絞って飾る場合====
  • 生クリーム(純脂) 300g [400g]
  • グラニュー糖 12g [16g]
  • お好みでハチミツ 小さじ½杯 [小1杯弱]
  • キルシュワッサー 小さじ1½杯 [小2杯]
  • ☆私は生クリームは純脂35~47%のものを使用します。 35~36%の中沢やタカナシなどの添加物不使用の生クリームを使うと、あっさりなのにコクがあり、それでいて後味の良い美味しいケーキができますよ。(純脂が高くなるとリッチな味わいになります) また、クリームにハチミツを混ぜるとコクが増すように思うので、私は好んでわずかに入れますが、お好みでどうぞ。

    ====いちご====
  • いちご 1パック(香りと味の良いもの)
  • キルシュワッサー(またはグランマニエ) 適量(大1杯くらい)
  • グラニュー糖 適量
  • ☆スライスした苺を洋酒と砂糖でマリネしてあげるひと手間が、豊かな風味を引き出すポイントになります。口にした時に香りがよく、家庭でもワンランクアップの味わいになりますよ。

*2017年夏以降、カラメル色素が添加されている『三温糖』は使っていません。
お砂糖そのものも極力使わず、可能な限り『甘麹・甘酒』『本みりん』で調味し、お砂糖を使用する場合は『甜菜糖(ビート糖)』『キビ糖(1歳未満不可)』『洗双糖』『黒糖(1歳未満不可』『はちみつ(1歳未満不可)』などに置き換えるようにしています。
どうしても味がピシッと決まりにくいと感じるお料理の時は『三温糖(カラメル色素など不添加)』を使っています。 わが家のお砂糖の種類
★理由は ⇒『What's New』 2月6日食事備忘録 の記事を読んでみてね(←クリックするとジャンプします)

作り方 【オーブン 170℃ 約20~25分間で焼く】

    ★下準備 : ケーキ型にクッキングシートをセットしておく(側面は型より3cm高めにしてね)

    ★生地を混ぜるボールを湯煎にかけることが出来るよう、お鍋にお湯を沸かしておく。

    ★薄力粉は作業に入る直前に、2度振るっておく。

    ★オーブンは、予熱170℃で温めておく。


    ★★★スポンジ生地を作る(焼く)★★★

  1. ボールに卵を入れ、軽くほぐしたら砂糖を入れてザッと混ぜ合わせる。

  2. ①を湯煎にかけながら卵を42℃(お風呂の温度)まで温めながらハンドミキサーに持ち替えて混ぜる。

  3. 卵が温まったら、湯煎から外し、ここからはハンドミキサーを高速スピードで、白くもったりとするまで泡立てる。

    (★ポイント1: 生地の泡立ちの目安は、生地を持ち上げてみて、落ちる生地が沈み込まず、生地の上に生地が重なる状態まで。 最短でも5分以上は立ち上がりに時間を要します)

  4. ③の作業をしている間に、*印の材料(バター、ハチミツ、お湯)を湯煎にかけて溶かし、温めておく。

    (★わりと熱いと感じるくらいまで温める)

  5. ③に、よく振るった薄力粉を全部入れ、木ベラで生地と薄力粉を混ぜ合わせていく。

    (★ポイント2: この作業は、手を止めてしまうと生地に粉のダマが出来やすくなるので、手は休めずに、ボールを回しながら、木ベラを下から上に返すように、また切るように混ぜ合わせる。)

  6. ⑤に粉やダマが見えなくなったら、木ベラで20回転グルグルとしっかり生地を混ぜて、薄力粉の粘りと力を出してあげる(←★ポイント3)

  7. ④の温めて溶けた熱めの温度の*印材料を⑥に加え、木ベラで生地とバターを混ぜ合わせ、最後にゴムベラで2~3回全体を混ぜる。

    (↑本当は、⑥の生地を少し④に入れ、混ぜてから、⑥に戻すと良いそうですが、私はそのまま木ベラに当てながら流し入れます)

  8. ⑦を型に流し入れ、表面に色ムラがあると思うので、表面をゴムベラでクルクルと混ぜて色を均一にする。(←★ポイント4)

  9. 生地を流した型を、15cm位の高さからトンっと落としてショックを与えて、予め温めていた オーブン 170℃に入れて【約20~25分間】生地を焼く。

    (↑竹串で刺してみて、生地が付いてこなければ焼き上がり、焼きすぎないでね。固くなりますよ。)

  10. 焼き上がった生地は、 オーブン から取り出し、15cm位の高さからトンっと落としてショックを与え、焼き縮みを防ぐ。(←★ポイント5)

  11. 生地を型から外し(底と側面の紙は付けたまま)網に上で冷ます。 この時、スポンジが乾燥しないように固く絞った清潔な濡れ布巾やキッチンペーパーで覆う。(←★ポイント6)

    (スポンジが完全に冷めたらデコレーション作業に入れますが、焼き上がり直ぐの生地よりも、半日から一晩落ち着かせる方が生地はしっとりとしますよ! また、スライスもしやすくなります。)
    (*乾燥しないようビニールに入れ、冷蔵庫に入れておけば3日は大丈夫。)

  12. スポンジをお好みの厚さにスライスする。

    (↑2段重ねなら1.5㎝厚さ、3段なら1.2㎝厚さを目安にしてみてね。)
    *トップ膨らみの部分は使いませんが、美味しいので食べて下さいね。

  13. ☆上手にスポンジをスライスするには、切りたい厚みの角材を2本用意し、角材でスポンジを挟んで、角材の上にナイフをゆっくり滑らせていくと真っ直ぐに簡単にスライスできますよ。

    ☆スライスしたスポンジは、乾燥しないようにラップをかけておく。


    ★★★いちごの準備★★★

  14. 苺は、飾り用に形や大きさの良いものを除け、残りはスライスする。

  15. スライスした苺をボールに入れ、キルシュワッサーと粉砂糖を適量入れて、全体を馴染ませてマリネしておく。

    (★ポイント7: このひと手間が、苺の甘味が増し、風味を引き出します。)

  16. Optional作業: 私は、このキルシュワッサーとグラニュー糖でマリネした後の苺の汁を電子レンジで煮詰め、微量になりますが、後でスポンジに塗ることもあります。


  17. ★★★クリームの準備とデコレーション★★★

  18. ボールに生クリームと砂糖、ハチミツ、キルシュワッサーを入れ、氷水に当てて泡立てる。

  19. あれば回転台、なければ平丸皿にスポンジを乗せ、作業工程⑮ オプションのシロップを塗り、ホイップしたクリームを少し塗り、苺を乗せ、再度クリームを塗り、上に次のスポンジを重ねる。

    (★ポイント8: 生クリームは、使用する前に、毎回ボールの端っこで使用する分を最終ホイップをする)

  20. 最後のスポンジを乗せたときに、軽く上から押してスポンジを水平に均し、全体のクリーム塗り(ナッペ)に取り掛かる。

  21. 上面にクリームを均一に延ばし、次に側面に5㎜厚さになるようにクリームを塗り、上面と側面の角を綺麗に最後に作り出す。

    (★ポイント9: クリームは一度に塗らず、先ず、薄く全体に下塗りをし、15分程冷蔵庫で冷やしてから本塗りをすると塗りやすくなります。)
    (★ポイント10: 最終のデコレーションをする前に作業台からお皿に移すといいですよ。スパチュラで持ち上げ移動させます。)

  22. 後は、残りのクリームを絞り袋に入れ、お好きなようにデコレーションをして、苺を飾り出来上がり。

    (★ポイント11: スグに食べるよりも、数時間は冷蔵庫でスポンジとクリームを馴染ませるとスポンジの甘さがクリームと調和しますし、スポンジもさらにシットリとしますし、カットもしやすくなります。)
    (★ポイント12: カットケーキの場合、最後のデコレーションに取り掛かる前にケーキをカットしますが、⑲の後、短くても20分以上はケーキを休ませてからカットする方がカットしやすいです。)


                        

 ↑↑カットは、トップの苺を一旦外し、包丁をしっかりとお湯で温めて水滴を拭いて行います。(面倒でも1カット毎にすると綺麗に切れますよ)


コチラ↓の動画は、15㎝(5号)型で作った時のものですが、どのサイズでも要領はおなじです。(分量と焼き時間は変わります!)   

★見た目はイマイチですが、お味は美味しいよ♪

苺のショートケーキの画像★気軽に美味しい苺のショートケーキを作ってみてくださいね。使用する苺が美味しいことが絶対条件ですよ!!

★トッピングの苺は、シロップを塗ってツヤを出し、また乾燥を防ぐことが望ましいのですが、私は、作業14のシロップにさっとくぐらせるだけです。

 








★22×22㎝角焼型の場合(材料を全て2倍)

★上記材料を全て2倍にし、22×22㎝角焼型で170℃、約20~25分で焼いてみました。

3等分し、トップを除いて、各2段~3段にスライスすると3台または、2台のケーキが作れますよ。
カットの際に両端を切り落とすロスが出ますが、3.5~4㎝幅で5カット取れます。

  







★急いでいたため、ホイップクリームを塗ってから冷蔵庫に入れて休ませる工程を飛ばして、急いでカットしたので、すごく醜いですね…。

★カットは、クリームを塗ってから少なくても20分ほど冷蔵庫でスポンジとクリームを馴染ませると、綺麗にカットできますよ。
(写真右下↓)私の目指すケーキ☆

  








♣ショートケーキレシピに関連するトピック

号数×3=スポンジの直径(cm)ですよ☆

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