お豆のサラダ
お豆って、餡や菓子、甘煮や甘納豆のイメージが強いのですが、海外に住んでみると、数え切れない種類の豆は、サラダ、前菜、スープ、付け合せ、煮物、焼物料理など幅広くお料理に活用されていて感心しました。 この『お豆のサラダ』は、大抵のお豆なら何でも美味しく変身しちゃいますので、一種類のお豆から何種類か混ぜてカラフルにしちゃったり(水煮されたミックス・ビーンズも便利です)、お好みの取り合わせを見つけてみてくださいね!作ってからは2~3日間は冷蔵庫で保存できます!
材料
- <材料>
- 水煮豆 約500g(煮汁を切った分量)(↑茹でる前の豆なら200~250g)
- 玉ねぎ 1/4(みじん切り)
- シラントロ(別名:香菜/パクチー)、ディル、パセリ、チャイブor万能ネギなど、好みのものを適量(粗みじん切り)
(↑シラントロは好き嫌いの好みが大きく分かれるので、嫌いな人がいなければ
シラントロ(3):ディル(2):パセリ+チャイブ(1)くらいの比率で私は入れます。シラントロがダメな人がいる場合は、シラントロは入れず、パセリの分量を増やします。)
- <ドレッシング>
- オリーブオイル 大さじ2~3杯
- 米酢 大さじ2杯(お酢の好きな方は~大2 1/2杯)
- バルサミコ酢 大さじ1~大2杯(↑使用するバルサミコ酢の味によって調整してね)
- 砂糖 小さじ2 1/2杯
- 塩 小さじ1/4杯
- 粒マスタード 小さじ1/4杯
- 黒コショウ 適量
- ニンニク 1/2~1片(すりおろし、または みじん切り)
★私の使う豆の例★←写真は、上段:Pinto(うずら豆)、 中央: Red Kidney(レッドキドニー)、 下段:White Kidney/Cannellini/Navy(白いんげん)★私は、このサラダには、写真のように White Kidneyを混ぜることもありますが、実は、主に使うのは、Pinto と Red Kidney です。 白色の豆を混ぜたいときは、大豆や Garbanzo(ヒヨコマメ)を混ぜることが多いです。(個人的に、白いんげんよりも好きなのです。)
★海外に居る間、『Red Kidney=金時豆』だと信じていたのですが、実は別物!! 日本では Red Kidney は栽培されておらず、全て輸入。 何が違うかというと味も皮の硬さも違い、知らずに金時豆をサラダやスープに使った時は、煮崩れてしまったり、金時豆は独特の風味があるので、サラダなどでは味のバランスが崩れてしまう経験をしました。
作り方
★下準備: 豆は水洗いをし、4~5倍の水に一晩つけて戻しふやかす。 (↑吸水した大豆は、元の乾燥時の2.5倍の大きさに膨らみますよ。)
- “下準備”で1晩つけてふやかした豆を、つけ水ごと強火にかけ、吹き上がってきたら、火から降ろして豆をザルにあげて水でサッと洗う。
(* 水を張り直す作業はせず、そのまま差し水をして弱火に落とす方が栄養分や風味が逃げないのですが、私は、一旦、水を棄てて新しい水に張りなおします。)
- 豆をお鍋に戻し、お水を豆がかぶるくらい張り(豆が踊って皮が破れたり、煮崩れしないように)、強火にかけて煮立ったら、中火弱に落として豆が柔らかくなるまで煮る。
(↑この間、茹で汁が常に豆にかぶっているように、差し水を繰り返す。また、アクが出る場合も丁寧に取り除く。)
(*豆表皮はむけやすいので、かきまわさず、ゆっくりと静かに煮てね!) - 芯まで茹であがったら(指先で軽く押してつぶれるくらい)、鍋の煮汁を捨てる。
(使用する豆の種類により異なりますが、この作業は約1時間~1時間半かかります。 水煮された豆を使用する場合は、次の作業から開始できます。)
- ④の作業中にドレッシング用の材料をすべて混ぜ合わせておく。
- 玉ねぎのみじん切り、好みのグリーンをドレッシングにあわせ、そこに水切りした豆を入れ、軽く全体を混ぜあわせる。
(豆が温かいままでも、冷めてからでも OK 温かいうちにドレッシングと絡めるほうが、味のなじみは早いですよ。)
- 半日は時間を置いて、味がなじんだ頃に食べてね!
★どんなお豆を使い、どんなグリーン(パセリなど)を加えるかは、お好みでど~ぞ☆
こんな感じです♪
★豆は食物繊維やミネラルなどが豊富でとてもヘルシーですよ☆★せっかく作るのなら、色々な異なる種類の豆を混ぜて作ると、それぞれの豆の栄養効果が得られますし、見た目も華やかになりますよ。★上記材料では記載していませんが、トマトをお豆くらいの大きさにカットして混ぜたり、トウモロコシやきゅうりなどを合わせても美味しく、彩りはますます可愛くなりますよ。
♣このレシピに関連するトピック
☆『What's New』 Aug.12,2013 の記事を読んでみてね♡ (↑太字をクリックするとリンク先に移動しますょ)