たたき牛蒡
『たたき牛蒡』って何となくお正月の "お節料理" というイメージが強いですが、酢の物が好きな私としては、普段の家庭一品料理としても食卓に並ぶと嬉しいものです。 特に春先の新牛蒡の季節などは、牛蒡も柔かく、香りも良いので、ぜひ皆さんも普段使いの『酢の物』として食卓に並べて、香ばしい胡麻の香りと酸味の効いた “胡麻酢” で和えた牛蒡を楽しんでみてくださいね♪ 食物繊維もたっぷりですよ♪
材料
- ごぼう 1本
- 白炒りゴマ 大さじ2~3杯
- 砂糖(わが家は三温糖) 大さじ1杯
- 米酢 大さじ3杯
- 薄口しょう油 小さじ½~1杯で調整
- 鰹だし(鰹+昆布) 大さじ1½杯
★★鰹だし(鰹+昆布)の取り方★★ ①昆布は30分前~前日から水に浸しておく②弱~中弱火で、ゆっくりと(10分くらい昆布の旨みを出すようにし、お鍋全体に気泡が出始めたら、沸騰直前に昆布を取り出す(グツグツ沸騰させると雑味が出ますNG)③昆布を取り出したら、出汁を一度沸騰さる。④お鍋を火から外し(又は一度火を止めるか、少量の差し水をする)、かつお節を入れ、お鍋を再び火にかける。⑤再度沸騰したら1分程煮出して、火を止め、5分くらいそのままにしてから濾す。(お吸い物用の出汁の場合は、火を止めたら直ぐに濾します。)*濾す際は、絞らないでね。
作り方
- 市販“炒り胡麻”はすでに炒ってあるので、このステップは飛ばして OK ですが、使う前に再度3~5分弱火で鍋を常に振りながら軽く炒ってあげると、胡麻の風味が良くなり、次のステップの胡麻をするのが楽しくなりますし、とても美味しくなりますょ!!
- 白炒り胡麻をすり鉢に入れ、粒が残るくらいの軽めにすり、残りの調味料を全て加えて、全てを一緒にすり混ぜ(あまりすり過ぎないようにね) “ゴマ酢” を作っておく。
- ごぼうの皮をこそげとり、お鍋に入る長さに切ってお水の中につけておき、その間に、お酢(分量外:大さじ1杯くらい)を入れたお湯を沸かし、お湯が沸いたら牛蒡を茹でる。(茹で時間:約3~5分)
- 茹で上がったごぼうはザルなどにあげ、水切りをし、形を壊さない程度に包丁の腹やすりこぎなどで叩く。
(★Point: 叩くことで牛蒡の繊維をほぐし、味がしみやすくなります。)
- ごぼうを 5~6㎝ 長さに切り、太ければ縦二~四つ割りにする。
- ごぼうを “ゴマ酢” に入れて和え、少し時間を置いて味を馴染ませたら出来上がり。
★食べる前に味を見て、必要があれば味を調えてね。
★★★ 白炒り胡麻の準備と “ゴマ酢” の調味 ★★★
★★★ 調理 ★★★
★お酢に和えてからは、時間を置く方が味が馴染みます。
お節料理としても普段の一品料理としても♪
★お正月のお節料理の中で、お屠蘇と一緒に頂く『祝い肴3種』は、関東風は『黒豆』,『数の子』,『田作り』の3種盛りですが、関西風は『黒豆』,『数の子』,『たたき牛蒡』なんですって!! でも、わが家はあまりそういった風習を気にしないのか、知らないのか…毎年、なんとなくの『3種盛り』(苦笑)が準備されます。
『黒豆』,『数の子』,『田作り』,『酢蓮根』,『たたき牛蒡』,『柚子蕪』などは、毎年全て準備するので、結局、その時の気分で3種盛りを作っている感じかも…ですよ。★また、春~初夏にかけて出回る新牛蒡でつくる『たたき牛蒡』も柔かく、香りが良いので大好きです!!
♣このレシピに関連するトピック
☆『What's New』 Apr.17,2014 ☆『What's New』 Jan.1,2014 の記事を読んでみてね♡ (↑太字をクリックするとリンク先に移動しますょ)