えりの食の世界

材料(18x8㎝のパウンドケーキ型)

====基本の材料====
• 無塩バター　100ｇ
• 砂糖　80ｇ（私は三温糖75ｇ＋黒糖5ｇ 使用。 上白糖でOKです。）
• 卵(Sｻｲｽﾞ)　2個（正味90～100ｇ）


• *薄力粉　100ｇ
• *ベーキングパウダー　小さじ 1杯
• *塩　小さじ ¼杯
• *ジンジャーパウダー　小さじ ¼杯
• *シナモンパウダー　小さじ ¼杯
• *クローブパウダー　小さじ ⅛杯


• 『自家製・洋酒漬けドライフルーツ』　200ｇ
• コニャック（or ↑洋酒漬け ﾄﾞﾗｲﾌﾙｰﾂ の漬け液）　大さじ 1杯
• ｱｰﾓﾝﾄﾞ、ﾋﾟｰｶﾝ、胡桃、ｶｼｭｰ など（無塩ﾀｲﾌﾟ）　合計 50ｇ
• Vanilla Extract　小さじ ½～1杯（ﾊﾞﾆﾗｴｯｾﾝｽ 数滴でも可）

====仕上げのオプション====
• お好みで、洋酒漬け ﾄﾞﾗｲﾌﾙｰﾂ の漬け液、またはバーボン、またはコニャックなどを、焼きあがったケーキに適量塗って染込ませる。

★ナッツ類は、お好きなナッツを1種類だけでも、数種類混ぜても良いです。 ただし無塩タイプを使用してくださいね。
また、ナッツは使う前に Oven 180度で約8～10分（香りがたつまで）ローストしてあげると風味が良くなります☆

★『自家製・洋酒漬けドライフルーツ』の作り方をみる
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作り方

★下準備１ : 卵とバターは室温に戻しておく。
★下準備２ : 薄力粉は一度振るっておく。
★下準備３ : 焼型にクッキングシートを敷いておく。
★下準備４ : ナッツ類は Oven 180度で約8～10分（香りがたつまで）ローストし、完全に冷ましておく。




★★★オーブン予熱180度★★★

1. ＊印の粉類を全て混ぜ合わせておく。

   （↑面倒でなければ、合わせて振るってあげると尚良いです。）

2. 「下準備4」のナッツ類が完全に冷めたら、アーモンドは粉状になるまで、他のナッツは細かい粒状になるまでブレンダーにかける。（包丁で刻んでもOK）

   （↑アーモンドも粒状でも良いですが、粉状にした方がケーキ全体の風味が良いような気がするので、私は粉状にしています。くれぐれもペースト状にならないように気をつけてね。）

3. ②のナッツ類と、洋酒漬けドライフルーツとコニャック（or 洋酒漬け ﾄﾞﾗｲﾌﾙｰﾂ の漬け液）を合わせておく。

4. ボールにバターを入れて、ハンドミキサーで混ぜ、クリーム状になったら、砂糖を加え、ここからは白っぽく綺麗な滑らかなクリーム状になるまでしっかりとすり混ぜる。

   （★Point: バターと砂糖を空気を含ませるようにしっかりと混ぜてあげると、焼き上がるケーキのキメが細かく、ふんわりと仕上がります！）

5. ④のバターに卵を加え、バターが分離しそうになる直前まで混ぜ、Vanilla Extract を加えて軽く混ぜる。

6. ①の粉類（全てあわせたもの）を全て加え、スパチュラでさっくりと切り混ぜる。

   （★Point: 8割くらい混ざったらOK = 少し粉が残っても次の段階でもまだ混ぜるので大丈夫）

7. ③のナッツ類と洋酒漬けドライフルーツを混ぜておいたものを加え、スパチュラで切り混ぜる。

8. 全体に偏りなく混ぜ合わさったら、生地を焼型に流し、表面を平らに（均等に）ならす。

9. 布巾などの上でトントンと叩き、空気抜きをする。

10. 180度のオーブンで 20分間 → 170度に下げて 約30（～35）分間。
    ★計約50(～55)分間焼く。

    （★Point: 後半、もしも表面が焦げてきたら、アルミホイルをかける。）
    （★Point: 合計50分焼いた時点で、一度、焼け具合を見てください。 生地の中央を、竹串で刺してみて、竹串に生地が付いてこなければ中まで焼けています。生焼けの生地が付いてくるようなら、あと5分追加で焼くという作業を様子を見ながら必要なだけ繰り返してください。）

11. オーブンから出して、ワイヤーラックの上に置いて、型から出さずにそのまま完全に冷ます。

12. ケーキが完全に冷めたら、ラップで包んで食べる日まで熟成させる。
    お好みで『洋酒漬け ﾄﾞﾗｲﾌﾙｰﾂ の漬け液』、またはバーボン、またはコニャックなどを、ケーキに適量塗って染込ませ、ラップで包み、3日～1週間後に生地が乾いたら再びアルコールを染込ませる熟成作業を繰り返すと『ﾌｨｰﾃﾞｨﾝｸﾞ・ｹｰｷ：Feeding Cake』と呼ばれるケーキになります。

♥普通のパウンドケーキでも、焼きあがって3日目くらいから味が落ち着き始め、しっとり美味しくなります。焼き上がり当日から食べても良いのですが、3日間は待つ方が美味しいですよ。
特に、今回のような色々な具材が混ざっているものは1週間は少なくても寝かして、熟成させると、各素材の味が馴染みあい、さらに美味しくなりますし、洋酒の口当たりがまろやかになります。 繰り返し洋酒を染込ませる場合も、最後に洋酒を塗ってから1週間はおいてあげる方がお勧めです。

♥『Feeding Cake』はアルコールがたっぷりと入るので、冬季は常温で3ヶ月間はもちます。（海外では短くても食べる2週間前に焼き、熟成させます。 3ヶ月も前から焼いて、何度も繰り返しアルコールを染込ませる家庭が多いです。）
★注） アルコールをたっぷりと染込ませますので、未成年や妊婦さん、車の運転手さんなどは、健康に害を与えたり、違法行為にならないように注意してくださいね。

★★『Feeding Cake』★★
洋酒を染込ませた後は、きっちりラップやワックスペーパーで包装し、さらに保存容器などに入れるのが本場流。 そして、数日後に洋酒が乾いたら、また洋酒を染込ませる…この繰り返しをクリスマスまで続けるのです。

★★『ウエディングケーキ』のジンクス★★
ブーケ・トスに似ているのですが、結婚式に参列した独身ゲストは、パーティーで振舞われたこのケーキを一切れ、枕の下に忍ばせて眠ると、その夜に夢に現れた異性が、将来、結ばれる相手となり、次に幸せな結婚式を挙げるとか♡ なんだか素敵～☆ イングランドの17世紀ごろからの言い伝え＆おまじないみたいなものだそうですよ☆

★↓よろしければ、動画も参考にしてみてね★
　　

呼び名が色々ある伝統菓子なんですよ☆

★『フルーツ・ケーキ』とか『クリスマス・ケーキ』とか『ウエディングケーキ』とか、焼きあがったケーキに2週間～3ヶ月間繰り返し洋酒（またはノンアルコール果汁）を繰り返し染込ませ熟成し続ける『ﾌｨｰﾃﾞｨﾝｸﾞ・ｹｰｷ：feeding cake』とか…。 たとえば、『クリスマス・ケーキ』なら丸焼型で焼き、マジパンやアイシングでデコレーションをしたり、もちろんパウンドケーキ型で焼いたり、デコレーションなしのバージョンも人気があります☆

★普通のパウンドケーキでも、焼きあがって3日目くらいから味が落ち着き始め、しっとり美味しくなりますが、今回のようなものは1週間は少なくても熟成させるとさらに美味しくなります。洋酒をたっぷり使うので、保存性が上がるのですね。 海外だと数週～3ヶ月間くらいは洋酒を染込ませ続けるのですから、コレは完全に大人の休日の為のケーキですね☆

♣このレシピに関連するトピック

☆『What's New』 Jan.18,2017『お正月も過ぎて焼きました』
☆『What's New』 Nov.9,2015『アナウンスし忘れましたが…』
☆『What's New』 Jun.12,2015『半年熟成はさせませんが♡』
☆『What's New』 Apr.8,2015『熟成2ヶ月！』
☆『What's New』 Feb.15,2015『1ヶ月後の手土産用に！』
☆『What's New』 Jan.1,2015『熟成5週目の解禁!』
☆『What's New』 Dec.29,2014『クリスマスが去った…』
☆『What's New』 Dec.19,2014『Feeding最終』
☆『What's New』 Dec.12,2014『Feeding中②』
☆『What's New』 Dec.5,2014『Feeding中①』
☆『What's New』 Nov.27,2014『Christmas Cake 焼きました♡』
☆『What's New』 Nov.26,2014『Christmas Cake Baking Time!!』
☆『What's New』 Sep.20,2014『Boozy Fruits準備アナウンス』
☆『What's New』 Jan.15,2014　
☆『What's New』 Dec.30,2013　
☆『What's New』 Dec.24,2013　
☆『What's New』 Dec.11,2013　
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