ニューヨーク チーズケーキ -American Sweet-
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アメリカンスイーツでチーズケーキといえば『New York Style Cheesecake』ですよね☆濃厚で滑らかでクリーミーなクリームチーズフィリングがずっしりと詰まっていて、底面にはグラハムクラッカークラスト、トップはサワークリームでエレガントな仕上りの3層構造☆作り方はとても簡単で、材料を混ぜ合わせていくだけ。 ポイントは『滑らかなフィリング』『ひび割れをさせない』ポイントだけおさえたら失敗なく作れます! ストロベリー、ラズベリー、ブルーベリーなどのベリー系との相性が良く、フレッシュなベリーや、レモン果汁でサッと煮詰めたベリーソースを添えてサービングされることが多いですよ! このケーキは冷凍保存もできます☆
季節のアレンジ版で『パンプキン N.Y.チーズケーキ』も別ページで紹介していますよ♪
材料(Φ20~23㎝ケーキ型1台分)
*ケーキ焼型は、スプリングフォームパンをおススメ!綺麗に型が外せます。なければ底が外せるケーキ型でもOKです。
- <クラスト>
- グラハムクラッカー 150g
- 三温糖(白糖も可) 38g
- 無塩バター 85g(溶かす)
★グラハムクラッカーの代わりにダイジェスティブビスケットでもOKですが、グラハムクラッカーの方が味がスッキリと仕上がります。
- <フィリング>
- クリームチーズ 680g(必ず室温に戻しておく)
- グラニュー糖 140g
- 小麦粉 30g*
- 卵Sサイズ 5個(=270g前後)(必ず室温に戻しておく)
- 牛乳 60ml
- レモン皮すりおろし 大さじ1杯弱**
- レモン絞り汁 小さじ1杯
- Pure Vanilla Extract 小さじ1杯(or バニラエッセンス 5~10滴)
★アメリカでだと今回のレシピの小麦粉は『オールパーパスフラワー』を使います。 『中力粉』に近いものなので、私は【薄力粉20g+強力粉10gくらい】に混ぜることが多いですが、『New York Style Cheesecake』での小麦粉の役割は『つなぎ』なので、それほど気にせず【全て薄力粉】の使用でも問題はありません。★レモン皮は、表面の黄色い部分だけをすりおろしてね! 白いところまですりおろすと苦味が出ます。
- <トッピング>
- サワークリーム 180ml
- グラニュー糖 20g
- Pure Vanilla Extract 小さじ1/2杯(or バニラエッセンス 5~10滴)
- <添えに合います!>
- フレッシュベリー お好みで(ストロベリー、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリーなど)
- ベリーソース お好みで(お好きなフレッシュベリーをレモン汁少々と微量のお砂糖で少し煮詰めるだけです)
作り方(作業工程が多く感じますが、混ぜ合わせるだけです!)
☆フードプロセッサーを使うと楽でスピーディーですが、ハンドミキサーでも良いです。
- ボールに、グラハム粉【下準備3で用意したもの】を入れ、三温糖(砂糖)、溶かし無塩バターを加えて、全体がしっとりとなるように混ぜる。
- スプリングフォーム型に、薄くバターを塗っておいたものに、① を均等になるように広げ、手やスプーンの背などでぎゅっと押し付けるように『底面のみ』に敷き広げる。
(*注意:下記【作業工程写真】では、側面にもグラハムクラッカークラムを立ち上げて押し付けているお店のモノを真似してみようと思い、初めてクラムの量を増やして作った時のものですが、側面にクラムを付けるのは私は好きではありませんでした。 なので【材料】も、底面のみのクラムの分量で紹介しています。)
- 予熱済みオーブンに ② を入れ、【170℃ / 約10分間】焼く。
↑焼かずに冷蔵庫で20分程冷やし固めても良いのですが、サクサク感のしっかりとしたクラストが好きな方は、是非焼いてくださいね。
- 『クラスト』に使ったボール(またはFP)は洗わなくていいので、そのまま【室温に戻しておいたクリームチーズ】を入れ、ハンドミキサー(またはFP)の低速で『できるだけ気泡が入らないように』、クリームチーズが滑らかになるまで混ぜる。
★Point:『できるだけ気泡が入らないように混ぜる』が、N.Y.Cheesecake 作り全工程共通ののコツです!
- 【グラニュー糖、小麦粉】を加え、全体にムラなく混ぜ合わせる。
★FP を使用する際は、どの工程でも容器の縁に付いている混ざりきっていない材料をゴムベラなどで集めて混ぜてあげてくださいね。
- 【室温に戻しておいた卵】を『1個ずつ加える→混ぜる』を繰り返す。
- 【牛乳、レモン皮すりおろし、レモン絞り汁、バニラ エクストラクト】を加え、混ぜ合わせる。
- ⑦ を ③ のクラストに流し入れる。
- オーブンの受け皿にお湯を張り、【下準備4】でアルミホイルでケーキ型の底を覆った ⑧ を浸け、【170℃ / 15分間】 → 温度を下げ【120℃/ 60~90分間】焼く。(=合計75~105分間)
★Point: “お湯” をオーブン庫内に入れることで蒸気があがり、焼き上がりのチーズケーキに “ひび割れ” がはいるのを防いでくれる)★Point: 高温で焼かないことも “ひび割れ” を防ぐためです。★Point: 『焼き上がりの目安』は、ケーキを軽く揺すり、縁辺りの生地は固まっていているが、中央部の生地は少し揺れ動き、濡れた感じが残っていること! 焼き過ぎないように注意。
- ボールに【サワークリーム、グラニュー糖、バニラ エクストラクト】を入れ、スプーンなどでよく混ぜ合わせ、室温においておく。
- ⑨ が焼き上がったら、サワークリームを優しく乗せ、均一に塗りのばし【120℃ / 15分間】焼く。
- チーズケーキが焼き上がったら、オーブンから取り出してワイヤーラックに乗せ、ケーキ型は外さずに、先ずナイフやアイスピックなどをケーキ生地とケーキ型の間に一周ぐるっと滑らせてケーキと型を離しておく。 そしてアルミホイルを上から覆い、乾燥を防ぎながらゆっくりと冷ましていく。
★Point: チーズケーキは冷める際に少し縮むので、ケーキ型と焼けたケーキの側面を離してあげることで、割れを防ぎます。★Point: ゆっくりと乾燥を防ぎながら冷ましていくことも割れを防ぐことに役立ちます。
- 室温まで冷めたら、ラップをして冷蔵庫に入れ、食べるまでに【最低8時間、できれば一晩】しっかりと落ち着かせながら冷やす。
☆焼き上がりは、まるでプリンのように柔らかいですが、冷やすとちゃんと固まりますのでご心配なく。☆冷蔵庫で生地を落ち着かせ終わるまでは、ケーキ型は外さないで下さいね。
- 型を外す前に、もう一度ナイフなどを型とケーキの間にぐるっと一周すべらせて、ケーキと型がくっついていないか確認してから優しく型を外す。
★下準備1 : クリームチーズ、卵、サワークリームは必ず室温に戻しておく!(滑らかな生地を作るポイントでもあると同時に、仕上がりのひび割れを防ぐ重要ポイントにもなります!)
★下準備2 : バターは、湯煎で溶かしておく。(電子レンジは風味が消えます…)
★下準備3 : グラハムクラッカーを可能な限り細かく砕く。 ブレンダーやフードプロセッサーを使うと楽チンですが、ビニール袋に入れ、めん棒で叩いて細かく砕くこともできます。
★下準備4 : スプリングフォーム(ケーキ)型の底面を包み込むようにアルミホイルを破れないように覆っておく。(ケーキを焼く際に、オーブンの受け皿にお湯を張ってその中にケーキ型を浸けるので浸水予防。
★下準備5 : スプリングフォーム型の内底面と内側面に『下準備2』の溶かしバターを薄く塗っておく。
★★★クラストを作る★★★(*オーブン予熱170℃)★★★
☆この間に【フィリング】を作る。 クラストが焼けたら、オーブンから出しておく。
★★★フィリングを作る★★★(*オーブン予熱170℃)★★★
☆ケーキを焼いている間に、【サワークリームのトッピング】を作る。
★★★サワークリームのトッピング作り★★★(*オーブン120℃)★★★
★★★焼きあがったチーズケーキの上手な冷まし方&型の外し方★★★
★★★飾りつけ&切り方★★★
☆チーズケーキを切る時は、コップに熱いお湯を準備し、ナイフをお湯に浸けて温め、ペーパーナプキンで拭いてから切ると綺麗に切れます。 これを一カットずつ繰り返します。
☆お好みでフレッシュ・ベリー類や、ベリー類のソースを添えるとさらに美味しいですよ!
★↓↓↓Φ20㎝スプリングフォーム型で作った時の写真ですが、少し高さができすぎるので、Φ23㎝の方が良いかもです。★
(*注意:側面にもグラハムクラッカークラムがあるバージョンもよく見かけたので、真似してみようと思い、初めてクラムの量を増やして作った時のものですが、側面にクラムを付けるのは折角の3層構造が見えないし、カットする際に側面のクラムが崩れやすく、悲しくなるので、私は好きではありません。 ですから、上記【作り方】では『底面にのみ敷き広げ』と私の本来の作り方に戻し記述しているので、↓写真と一致しなくなっています…。すみません。 【材料】も、底面のみのクラムの分量で紹介しています。)
★★★ 下準備 & クラスト作り(*オーブン予熱170℃) ★★★
★★★ フィリング作り(*オーブン予熱170℃)★★★
★★★サワークリームのトッピング作り(*オーブン120℃)★★★
★★★ 型はずし ★★★
★★★ 人の家などに持っていく場合 ★★★
誰かのお宅にケーキを持っていく場合、ケーキ型の底板ごと持っていくと返却を気にしなくてはいけなくなるのは嫌なので、私はいつも厚紙とアルミホイルで即席の底板を自作してしまいます。
インディビジュアル版(個別mini版)
★マフィン型などを使ってミニバージョンも可愛いですよ! 作業工程はオリジナルのものと全く同じですが、型が小さくなる分、焼き温度と時間を変えます。
- マフィン型の底面に『クラスト』を均等に押し広げ、150℃予熱済みオーブンで【150℃/10分間】焼く。
- 焼きあがったクラストの上に『フィリング』を流し【150℃/10~15分間】焼く。
- 『サワークリームトッピング』を流し【150℃/5(~10)分間】焼く。
★3層ではなく、2層構造にする場合は、『フィリング』と『サワークリームトッピング』の生地を混ぜ合わせ『クラスト』の上に流して【150℃/18~20分間】焼く。
こんな感じです♪
★飾り付けには★アメリカでは、フレッシュベリー(ストロベリー、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリーなど)で全面を覆いつくすくらいゴージャスに飾り付けている『N.Y.Cheesecake』もよく見かけます。 ベリー系との相性が抜群に良いのです。 ただ、カットが難しくなるので、私はやったことがありません。(苦笑) フレッシュベリーと同じくらい、フレッシュベリーをレモン汁と微量の砂糖で煮た『ベリーソース』も美味しいデス! ★『New York Cheesecake』は、冷凍保存もできます☆ きっちりとラップで包み、上からアルミホイルで覆っておくと冷凍焼けもせず、2ヶ月は保存ができると言われています。 解凍は、冷蔵庫でゆっくりと自然解凍。
オリジナル(プレーン)の『New York Cheesecake』を色々と季節ごとにアレンジしたものも、レストランやケーキ屋さんで見かけます。★私が食べたことのあるアレンジ版の種類でお気に入りは、 ☆『ラズベリー N.Y. チーズケーキ』 ☆『パンプキン N.Y.チーズケーキ』(レシピ紹介しています) ☆『チョコレート N.Y. チーズケーキ』(写真なし…)。。。など、他にも色々なアレンジの仕方があります。
↑SF市内のカフェ『Sweet Inspiration』は、ベリー類が一杯のっていました☆
↑(左)ゴールデンゲートブリッジを渡ったSausalitoにある『Scoma's of Sausalito』のN.Y.Cheesecakeが、私の No.1 お気に入りのものでした♪↑(右)SF市内『Scoma's Restaurant』のラズベリーバージョン♪(一口食べてる… No.3 お気に入り)
↑(左)San Luis Obispoにある『Gardens of Avila Restaurant』のN.Y.Cheesecakeが、私の No.4 お気に入りのものでした♪↑(右)同じく、同レストランの感謝祭の季節限定パンプキンバージョン♪“えりのレシピ” 『パンプキン N.Y.チーズケーキ』のモデル♪ 私の No.2 お気に入り!!
↑(左)SF市内『Alioto's Restaurant』はココア味のクラスト。ラズベリージャムがフィリングにマーブル状に混ざっています♪↑(右)Napaのベーカリー『SWEETIE PIES』では、インディビジュアル版。
★そして、美味しかったレストランやケーキ屋さんの味を追い求め、真似したモノが↑↑↑私のサイトで紹介しているというワケなんです♪ パンプキン N.Y.チーズケーキの作り方をみる←画像をクリックしてみてね。
★N.Y. Cheesecake 作りには、スプリングフォームパンがあるととっても簡単に型が外せて便利です。★チーズケーキ作りの一番起こりやすい失敗は『ひび割れ』が入ってしまうことと言われますが、温度と乾燥に繊細に反応してしまうので、 ①材料は必ず室温に戻しておく。 ②乾燥させない! 焼く際に、オーブン庫内に湿度を保たせるために、天板にお湯を張る。 焼きあがりも上からアルミなどで覆っておく。 ③高温で焼かない! ④各作業工程で、生地に空気を含ませないように混ぜる。 ⑤焼きあがり後の冷める過程でケーキは縮まろうとするので、熱い間に型とケーキの間にナイフを入れ、側面を離すようしておく。 ⑥焼きあがり後はゆっくりと冷ましていく。。。これらに気をつけて作業すれば、まずひび割れは起こりません!
★★★ ケーキを切るコツは ★★★コップに熱いお湯を準備し、ナイフをお湯に浸けて温め、ペーパーナプキンで拭いてから切ると切り口が綺麗に切れます。面倒でもこれを1カットずつ繰り返します。
♣このレシピに関連するトピック
☆『What's New』 Mar.2,2015『お約束、果たさせて頂きます♡(続)』 ☆『What's New』 Mar.2,2015『お約束、果たさせて頂きます♡』 の記事を読んでみてね♡ (↑太字をクリックするとリンク先に移動しますょ)