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干し椎茸の煮しめの画像『干し椎茸の含め煮(お煮しめ)』は、お正月のお節料理の炊き合わせの一品としてや、巻き寿司や散らし寿司のトッピング、お弁当や日常の煮物としても定番の家庭料理ですね。
戻し汁の旨味は他の煮物でも利用され活躍しますし、今回紹介する『干し椎茸の含め煮(お煮しめ)』でも戻し汁の旨味と香りをよく染込むまでゆっくりと味を含ませます♡ 調理は戻した干し椎茸を煮含めるだけですから、とっても簡単ですょ♡

材料

  • 干し椎茸 60g前後(中サイズなら8~10枚くらい)
  • 砂糖 小さじ1杯 干し椎茸を戻す用
    ↑お砂糖を少し加えたお水で戻すとプックリと戻ります☆(省略も可)

  • 椎茸の戻し汁 約200㏄
  • 鰹だし(鰹+昆布) 約200㏄
    (*昆布は入れない『鰹だし』も可)
  • 砂糖(三温糖を使用) 大さじ3杯)
  • みりん 大さじ3杯
  • 濃口しょう油 大さじ3杯

作り方

下準備: 出汁は、あらかじめ用意して冷ましておく。 

 ★★鰹だし(鰹+昆布)の取り方★★
①昆布は30分前~前日から水に浸しておく
②弱~中弱火で、ゆっくりと(10分くらい昆布の旨みを出すようにし、お鍋全体に気泡が出始めたら、沸騰直前に昆布を取り出す(グツグツ沸騰させると美味しくなくなります)
③昆布を取り出したら、出汁を一度沸騰さる。
④お鍋を火から外し(又は一度火を止めるか、少量の差し水をする)、かつお節を入れ、お鍋を再び火にかける。
⑤再度沸騰したら1分程煮出して、火を止め、5分くらいそのままにしてから濾す。(お吸い物用の出汁の場合は、火を止めたら直ぐに濾します。)
*濾す際は、絞らないでね。
*昆布は不要なら【作業①】の工程を省き、鰹だけ出汁をとります。
↑↑わが家ではお正月のお節料理では『鰹のみ』で出汁をとります。

    ★★★ 干し椎茸を戻す & 戻し汁の出汁をとる ★★★

  1. 干ししいたけは【砂糖小さじ1杯】を加えたヒタヒタの水に浸して、半日ほど(軟らかくなるまで)置いて戻す。
    ↑お砂糖を少し加えたお水で戻すとプックリと戻ります☆(省略も可)
  2. 椎茸が戻ったら、軸(いしづき)を包丁やはさみで切り落とす。
    ※『干し椎茸の戻し汁』は煮物の出汁として使うので絶対に捨てないでね!!
    (↑椎茸の軸は傘とから外しましたが、私は軸も好きなので先端の固い部分は捨てますが、柔らかい部分は一緒に煮て食べますょ。)
  3. 『干し椎茸の戻し汁』は茶漉しなどの目の細かいもので『ゴミやクズ』を濾すか、数分静かに置いておき『ゴミやクズ』が沈殿するのを待って『ゴミやクズ』が入らないように静かに『戻し汁』を取る。
  4. 必要なら『干し椎茸の戻し汁』に【お水】を加えて【合計200ml】になるようにかさ増しをする。

  5. ★★★ 調理 ★★★

  6. お料理の用途に合わせて、戻した干し椎茸を適切な形や大きさに切る。
    ↑煮た後でも切ることはできます。
  7. お鍋に【戻した干し椎茸】と【出汁、戻し汁、砂糖、みりん】を入れて中火にかけ、煮汁が沸騰まで煮る(約5分間)。
  8. 【しょう油】を加え、少し火を弱め、アクをときどき除きながら煮汁が少なくなるまで煮含める。【15~20分間くらい】
    (↑蓋や落し蓋をすると均等に煮汁がまわりやすくなりますよ。)
  9. 煮汁が少なくなった頃に一度味見をし、必要があれば味を調えて火を止めて煮汁ごと冷ます。 このまま半日ほど味を含ませて完成。

    ※一度煮汁ごと冷ますほうが味をしっかりと含み、より美味しくなりますよ☆


★★★ 干し椎茸を戻す & 戻し汁の出汁をとる ★★★

  

★★★ 調理 ★★★

  

★★★ 活用 ★★★

     

お袋の味ですよね♪

★お正月のお節料理の炊き合わせの一品として、巻き寿司や散らし寿司の具材、お弁当や日常の煮物として定番の家庭料理ですね。
★小さな干し椎茸を使えば、姿のままで見栄えよくお料理に活かせる事もできたり、大きな干し椎茸を使うほうが調理用途に合ったり、どんな椎茸を使うかは、その時のお料理や気分に合わせてです♪