白ネギご飯
冬野菜の白ネギ(長ネギ)は、お鍋やお料理での添えの脇役や薬味だけではなく、とっても簡単に和風でも洋風でもメイン食材として活用できます☆今回のレシピは、たっぷりの白ネギに、雑魚と昆布とお醤油とわずかにお酒で味付けをしただけの、とってもシンプルな炊き込みご飯ですが、白ネギがと~っても甘くて、雑魚の出汁がご飯とよくマッチし、香りも楽しめ、風味豊かな本当に美味しい季節の炊き込みご飯ですよ♡白ネギの栄養効果には、身体を温める成分がたっぷり含まれているので、風邪予防、美容効果、脂肪燃焼効果なども期待できますし、何よりも、白ネギの青い部分は、白い部分よりもさらに栄養価が高い緑黄色野菜ですから絶対に捨ててほしくはありませんので、今回は炊き上がった後のご飯の蒸らし時間後に、白ネギの青い部分もたっぷりと加えて予熱でフレッシュなネギの薬味的な風味もプラスしています♡
材料(4人分)
- 米 4合
- 白ネギ 4本以上(お米1合に1本以上ね)
- ちりめん雑魚 80g(お米1合に約20g)
- 昆布 5㎝×10㎝
- 薄口醤油 大さじ4杯(濃口醤油なら大さじ4杯強*)
- 酒 大さじ1杯
*薄口醤油は色は薄いですが、塩分は濃口醤油よりもあります。香りは濃口醤油の方があります。
*白ネギは、青い部分も使って下さいね♪ 通常市販されている白ネギは、1本が約70~100gです。
作り方 (お鍋での炊飯方法は下記参照)
- お米を研ぎ洗い、普通に白米を炊く水加減で、約1時間は浸水させる。
- 白ネギは、きれいに洗って汚れを落とし、白い部分は 4㎝ 長さにカットし、青い葉の部分は 1.5㎝ くらいにカットして分けておく。
- 炊飯器(鍋)に、白ネギの青い葉の部分以外の材料と調味料を全て加え、白米を炊く要領で普通に炊飯し始める。
- お米が炊き上がったら、蓋を開け、素早く昆布を取り除き、白ネギの青い葉の部分を加え、5~10分間は蓋を戻して予熱でさらに蒸らす。
- 白ネギの青い葉の部分にも予熱で熱が通り、しなっとしたら、全体を混ぜて完成。
(↑もしも塩加減が足りなければ、ココでお醤油か塩を加えて調えてね。)
★ネギの薬味的な辛味と風味が苦手な場合は(特に子供さんなど)、白ネギの青い葉の部分は最初からご飯と一緒に炊いてしまっても良いですよ♪
★★★お鍋での炊飯の仕方★★★
(*わが家は“文化鍋”を使いますが、きっちり蓋がしまり、厚手ので深みのあるお鍋なら基本的にOK)
- 蓋をしたお鍋を中強火にかけ、沸騰し始めるのを待つ。
(お米が5合以上の場合は強火。2合以下の少量の場合は中火にし、沸騰までの時間を長くする。)
- お鍋の中で、グツグツと沸騰する音がし始め、蓋から泡が出始めたら沸騰し始めた証拠!そのまま2分ほど待つ。
- 湯気が勢いよく噴き出してきたら、吹きこぼれない程度に火をやや弱める。(強火→中強火/中強火→中火/ 中火→中弱火)
- 約3分ほどすると、勢いよく噴いていた湯気が、もやもやとお鍋の蓋を包むようになる。
(↑炊飯開始から15分ほど経過)
- しだいに湯気が見えなくなったら、弱火(とろ火)にし、5~7分程おいて火を止める。
(パチパチという音でお水がなくなったことがわかり、“おこげ”の加減も見極められますよ。 これでお米は炊けていますが、ここからの「蒸らし」がお米を芯までふっくら美味しくさせる重要な工程!)
- 蓋は絶対に開けずに10~15分蒸らせば、ふっくらと美味しく炊き上がり。
(↑『白ネギご飯』の葱の青い部分は、この蒸らし工程の後のタイミングで加え、昆布は取り出す。)
- しゃもじを濡らして、底からさっくりとお米を混ぜたら完成。
- 昔ながらの“おひつ”に移すと、水分が吸収され、美味しくなりますが、そのままにする場合は、蓋の下に乾いた布巾やキッチンペーパーを広げ、湯気の水滴がゴハンに落ちないようにすると良いですよ。
↓↓自家製白ネギなので先っちょの青い部分も使って作った時の写真です☆お米は一合だけで炊きました。
栄養満点!青い部分は捨てないでね♪
★古くから薬用植物としても知られているように、身体を温める働きや殺菌作用、疲労回復、食欲増進などの効能があるといわれていますね。 「ネギは風邪予防に効く」とよく言われるのは、体温上昇=免疫力の活性化=風邪予防となり、他にもカロチンやビタミンC、カリウム、葉酸なども豊富に含んでいる抜群の栄養価値を持っています。脂肪燃焼効果があるとも知られていますね♪
♣このレシピに関連するトピック
☆『What's New』 Oct.13,2014 の記事を読んでみてね♡ (↑太字をクリックするとリンク先に移動しますょ)