かぼちゃの煮物

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かぼちゃの煮物の画像和食の煮物といえば、お砂糖やみりんなどがわりと多く入るのですが、カボチャの煮物は調味料は極わずか! だって、カボチャ自体がもともと味付けしなくても甘くて美味しいのですから、本当に美味しいカボチャの煮物は、調味料はほんの少しで出汁を利かせてあげるだけで十分美味しくなります!
カボチャ本来の甘味や風味を活かして淡味ながらしっかりとした味わいのあるカボチャの煮物ができますよ☆

材料

  • カボチャ(ワタや種を除いた分量) 約500g

    (↑目安: 大いサイズ ¼ 個くらい)


  • 出汁(鰹+昆布) 約200㏄

    (↑ お鍋に並べたカボチャの ⅔ が浸かるくらい)
    (↑☆出汁をとった昆布も使えますので、捨てないでね。)

  • 砂糖(わが家は三温糖) 小さじ 1 ¼~(1 ½)杯
  • みりん 小さじ 1 杯
  • 薄口しょう油 小さじ 2 杯
  • 塩 小さじ ½ 杯

  • (出汁をとった後の昆布や戻したワカメ お好みで/適宜)

作り方

下準備: 出汁は、あらかじめ用意して冷ましておく。 

 ★★鰹だし(鰹+昆布)の取り方★★
①昆布は30分前~前日から水に浸しておく
②弱~中弱火で、ゆっくりと(10分くらい昆布の旨みを出すようにし、お鍋全体に気泡が出始めたら、沸騰直前に昆布を取り出す(グツグツ沸騰させると美味しくなくなります)
③昆布を取り出したら、出汁を一度沸騰さる。
④お鍋を火から外し(又は一度火を止めるか、少量の差し水をする)、かつお節を入れ、お鍋を再び火にかける。
⑤再度沸騰したら1分程煮出して、火を止め、5分くらいそのままにしてから濾す。(お吸い物用の出汁の場合は、火を止めたら直ぐに濾します。)
*濾す際は、絞らないでね。


  1. かぼちゃは種とワタを取り除き、お好みの大きさに切り、皮目の硬そうな部分を取り除くように、または飾りのように切れ込みを入れ、面取りをする。

  2. お鍋に、カボチャの皮目を下にして、重ならないように並べ、出汁、砂糖、みりんを入れ、蓋をして中火にかける。

    (↑ ★出汁は、お鍋に並べたカボチャの ⅔ が浸かるくらい注ぐ。)

  3. 沸騰してきたら(約3~5分後)弱火にし、薄口しょう油、塩を入れ、蓋をしてカボチャに火が通り、軟らかくなるまで(約10分)煮る。 

  4. 味を見て、煮汁をお好みの濃さまで少し煮詰め、必要により味に調え、蓋をして自然に冷めるまで(味を染込ませる)そのまま置いておき、冷めたら器に盛って出来上がり。

    (↑お好きなら出汁をとった際の昆布やワカメを入れ、スグに火を止める。)

★わが家は、出汁をとった後の昆布を冷凍して貯めておき、この集めた昆布が有れば、煮物などの具材として使ったり、添えたりして食べてしまいます。再び出汁が出て美味しくなりますよ☆
既に戻った状態の昆布なので、調理の火を止める直前に入れ、スグに火を止めて下さいね。 煮込んでしまうと煮溶けてしまうのです。


        

カボチャを煮崩れさせないポイント♪

カボチャの煮物の画像 ★カボチャはお鍋に皮目を下にして、重ならないように並べる。
★煮汁がカボチャの ⅔ が浸かるくらいまで、普通のお鍋の蓋や、落し蓋やをし、煮汁が全体に回るようにし、カボチャが踊ったり動かないよう火は弱~中火。
★カボチャに火が通ったら、あとは自然に冷める過程でゆっくりと味を含ませる。


カボチャの煮物の画像 ★わが家は、出汁をとった後の昆布を冷凍して貯めておき、この集めた昆布が有れば、煮物などの具材として使ったり、添えたりして食べてしまいます。昆布も美味しいですし、再び出汁が出てかぼちゃも美味しくなりますよ☆
海藻類が好きな私は、戻したワカメを入れることもありますが、昆布の方が好きかな?