蛤のバター蒸し
居酒屋の定番メニュー的な、貝類の酒蒸しって、お出汁も塩ほぼ要らない、実に手間かからず、さっと簡単に調理しやすく、それでいて風味豊かで美味しいので助かりますね。 『酒蒸し』なら先にお酒を入れて蒸しますが、今回は最初は何も要れずに蓋をして蛤の水分で蒸し、最後にほんのわずかにバター、お醤油、お酒で一風味加えてみました。 お酒がすすみますし、蛤から出る煮汁も美味しいスープになりますよ。折角の美味しい蛤もお口の中で砂を噛んでしまうと美味しさ激減なので、蛤を買ってきたら調理するまでに砂抜きをしてね。
材料
- <基本の材料>
- はまぐり 適宜(20個くらい)
- バター 5~10g
- 醤油 大さじ1杯
- お酒 大さじ3杯(白ワイン、焼酎でも可)
- お好みで薬味ネギ 少々
作り方
- 蛤は買ってきたら、調理するまでに砂抜きをします。海水程度の舐めてしょっぱい程度の塩水に、蛤を入れて、上から新聞紙などをかぶせて少し暗くしてあげて砂をはかせておきます。
*海水程度の塩水は、3%塩水なので→ 水 1000ℓ : 塩 大匙2杯くらいを目安にしてね。*海底にいる蛤は塩水にしっかりつけてしまいますが、潮干狩りができるアサリは貝の頭がお水から少し出るくらいに浸けると覚えてね
- 調理する直前に蛤をタワシや貝同士で擦って、貝の汚れとぬめりをとり、さっと水洗いする。
- フライパンやお鍋に蛤を並べ、蓋をして中火にかける。
(フライパンなどは全ての蛤が鍋底に当たり、口がパカッと開けるゆとりのある大きさを使ってね。 ↓下の調理写真は、かなり横着した悪い例です…。)
- 蛤の口が開いてきたら、【バター、醤油、お酒】を加え、火加減を強火にしてアルコールを飛ばしながら、全ての蛤の口が完全に開き、中まで火が通っているのを確認したら火からおろす。
蛤から十分に塩味が出るはずなので、バターやお醤油の塩味がきつくならないように加減してね。
- お皿に蛤から出てきた煮汁と一緒に盛り付け、お好みで薬味ネギなどを散らして完成。