ストロベリー・マフィン -American Snack(Breakfast)-

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苺のマフィンの画像カットしたフレッシュな苺が、苺ジャムの様な存在になり、苺好きには嬉しいマフィンです♪
アメリカでは『マフィン』といえば、スナックとしてはもちろんですが、朝食にも人気があります。
パンケーキやワッフルを焼くのと手間は変わらず、ボールとフォークで材料を混ぜて焼けばいいだけの簡単調理で見た目も可愛らしいですよね♡
またアメリカでは『クイック・ブレッド』と呼ばれるイーストを使わず発酵プロセスのいらないパンもありますが、実は大抵の『クイック・ブレッド』は『マフィン』生地とほぼ同じで、わずかに配合を変えて、パン焼型で焼いているだけなんですよ。 『ブレッド』の仲間ってわかると『マフィン』が朝食にも人気があるのも納得ですよね。 決して低カロリーではありませんが、食パンにバター&ジャムを塗るのとカロリー的にも変わりません(笑) 多めに焼いた場合などは、冷凍庫で保存もできます。

★『マフィン』vs『カップケーキ』の違いは、ページ後半にまとめてみました。

材料(通常サイズのマフィン型6個 / 小サイズ型12個)

  • お好きな植物油 or 無塩バター 30g(ml)
    ↑私は『グレープシード オイル』や『ヴァージン・ココナッツ オイル』を使います。
  • 卵(L寸) 1個
  • 生クリーム and/or 牛乳  120ml(プレーン無糖ヨーグルトも可)
  • ピュア・バニラ・エクストラクト 小さじ1/2杯(エッセンスなら1~2滴)
  • レモン or オレンジの皮すりおろし 1/2個分(省略可)
    ↑無農薬オレンジがあれば、レモンよりもおススメです!
  • 薄力粉 170g(50gを強力粉や全粒粉で混ぜたりもします)
  • グラニュー糖(三温糖なども可) 75g
  • *ベーキングパウダー 小さじ1/2杯
  • *ベーキングソーダー 小さじ1/2杯
  • *塩 小さじ1/8杯
  • *シナモンパウダー 小さじ1/8杯(省略可)
  • いちご カット後の容量で200ml(約120g前後)

    < 苺を180mlに減らして加えるオプションの例 >
  • 熟したバナナ 1/2本分(フォークで潰す)
  • チョコチップ 20ml
  • くるみ/ピスタチオなど(細かく刻む) 20ml

★バターの代わりに使うオイルは、香りの少ない植物油(グレープシードオイル、キャノーラ、ひまわり油)または逆に、苺と相性の良い香りの植物油(ココナッツ、アーモンド、ヘーゼルナッツなどのオイル)を選んでくださいね。(個人的に、オリーブオイルはNGだと思います) 苺とココナッツの相性は良いですよ!


作り方(オーブン予熱180℃)

★下準備 : マフィン型にマフィンカップ(紙)を敷くか、マフィン型にバターや植物油を薄く塗っておく。
★下準備 : 苺はヘタを取り、綺麗に洗って水分を拭き取り、1㎝大にカットしておく。
★下準備 : ココナッツオイルやバターなど固形になっているオイルを使う場合は、湯煎で溶かしておく。
★下準備 : レモンまたはオレンジの皮を入れる場合は(おススメ)、色の付いた皮の部分のみをすりおろしておく。(白い部分まですりおろすと苦味が出るので注意。)


    ★★★A. 液体類を混ぜ合わせる ★★★

  1. ボールに【卵、レモンすりおろし皮、バニラ・エクストラクト】を入れ、フォークや泡だて器などで混ぜ合わせる。

  2. 【ヨーグルト、溶かしバター】を加え、さらに混ぜ合わせる。

    ↑オプションの【バナナ】を加えるなら、この段階で加える。


  3. ★★★B. 粉類を混ぜ合わせる ★★★

  4. 別のボールに【小麦粉、グラニュー糖、ベーキングP、ベーキングS、塩、(シナモンP)】を入れ、フォークや泡だて器などで、偏りがないように混ぜ合わせる。

  5. 【いちご】を加え、潰さないように優しく全体に絡める。

    ↑オプションの【チョコチップやナッツ類】を加えるなら、この段階で加える。


  6. ★★★C. 『A.液体』+『B.粉』合わせる ★★★

  7. 『A.液体』を『B.粉』のボールに加え、ゴムベラで "ざっくりと切り混ぜる"。 粉と液が混ざれば良いだけ!

    ☆Point: しつこく混ぜたり、練るように混ぜると、焼き上がりの生地がムチッとした硬い生地になるので注意。

  8. マフィン型に生地を均等に分け入れる。

    ☆Point: 型の深さ 3/4 以上の量は入れないこと。


  9. ★★★D. 焼く ★★★(*オーブン予熱180℃)★★★

  10. 予熱180℃ のできているオーブンに入れ、約15~25分間 焼く。

    ☆通常サイズのマフィン型で約20~25分間
    ☆小さいサイズのマフィン型で約15~20分間

  11. 焼き上がりの確認は、竹串をマフィン生地中央に挿してみて、生焼けの生地がくっついてこなければOK! 焼きすぎると生地が硬くなる原因になるので、焼き過ぎにも注意。

  12. 焼きあがったマフィンは、オーブンから取り出し、焼き型ごとワイヤーラックの上で10分程、粗熱が取れるのを待つ。

  13. 粗熱がとれたら、型から取り出して完成。
    ★温かい焼きたても美味しいですし、完全に冷めても美味しいですが、マフィンは焼いた当日が一番美味しいです。 多めに焼いた場合などは、冷凍庫で保存しても良いです。

★★★ 下準備 ★★★

  

★★★A. 液体類を混ぜ合わせる ★★★

      

★★★B. 粉類を混ぜ合わせる ★★★

    

★★★C. 『A.液体』+『B.粉』 → D. 焼く★★★

        

↑小さいサイズのマフィン型で12個焼きました。
バターの代わりにヴァージン・ココナッツオイルを使用しています。


★↓動画では【薄力粉+全粒粉、グレープシードオイル、牛乳+生クリーム】バージョンです。 全粒粉の茶色い色がよく反映されています。   

★朝食のパン代わりにもなりますね♪

苺のマフィンの画像★バターの代わりに使うオイルは、香りの少ない植物油(キャノーラ、ひまわり油、グレープシードオイル)または逆に、苺と相性の良い香りの植物油(ココナッツ、アーモンド、ヘーゼルナッツなどのオイル)を選んでくださいね。
★個人的に、オリーブオイルは香りが強く、苺との相性もNGだと思います。
★材料の薄力粉170g のうち、50gを全粒粉に置き換えても混ぜても健康的で良いです。

苺のマフィンの画像  苺のマフィンの画像
苺のマフィンの画像  苺のマフィンの画像

♡苺とココナッツの相性は良いですよ♡
健康志向を求めるなら『ヴァージン・ココナッツ・オイル』をおススメ。
バターやその他の植物油とは大きく異なって、摂取する方が身体に良いオイル!!
ただし、普通の『ココナッツオイル』ではなく『ヴァージン・ココナッツオイル』っていうのが重要で「余計な手を加えず、精製されていないからこそ保たれている『甘い風味』はお料理のアクセントに♪ そのまま保たれてる(=変異していない)『成分』が様々に(皆さんが)期待されているようなメリットをくれるから!!」…と私はアメリカの知人から聞かされていました。

★『Muffins』vs.『Cupcakes』

Muffins vs. Cupcakes の画像★『カップケーキ』はミニチュアのケーキで、薄力粉(アメリカで言う cake flour)とバターを使うのでフンワリとしたケーキ生地となり、大抵のカップケーキの生地は甘く仕上げます。
それに対して『マフィン』生地は、中力粉(アメリカで言う All-purpose flour)と、バターの代わりに植物油を用いることが殆どで、そのため生地はズッシリ&ムッチリした仕上がりになります。 また、生地は甘く仕上げたり、加える食材で風味豊かな味に仕上げたりもします。

★さらに『カップケーキ』vs.『マフィン』の食感の違いは、調理プロセスにもあり、『カップケーキ』はバターや砂糖、卵を混ぜる工程をしっかり行いますが、『マフィン』はただザックリと混ぜ合わせるだけ。

★そして、最大の違いは、最終仕上げで、『カップケーキ』は通常、”フロスティング” と呼ばれるデコレーションがされますが、『マフィン』にはデコレーションはしません。

♣このレシピに関連するトピック

『What's New』 May.21,2015『Strawberry Muffins /w Grape Seed Oil』
『What's New』 May.6,2015『Strawberry Muffins /w Virgin Coconut Oil』
  の記事を読んでみてね♡
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