パンプキンパイ -American Sweet-

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パンプキンパイの画像アメリカでのHalloween(10月)、Thanksgiving Day(11月)、Christmas(12月)にはアップルパイ、ピーカンパイ、パンプキンパイのどれかは必ず食卓に出てきます。でも、私、パンプキンパイはあまり美味しいと思えなかったのですが、パイ生地とフィリングの間にピーカンとジンジャークッキーを敷き詰めた、このパンプキンパイに出会ってからは、好きになりました。さらにメープルシロップを生地に混ぜて風味を増しています。アメリカで食べるパンプキン・パイには、たいていホイップクリームが添えられてきますよ。

材料(直径22~23㎝のパイ皿1台分)

    ====練りパイ生地(でき上がり約340g)====
  • 薄力粉 175g
  • 塩 小さじ1/2杯
  • 無塩バター 112g(発酵バターを混ぜると美味しさUP)
  • 冷水 30~60㏄
  • グラニュー糖 大さじ1/2杯
  • 打ち粉用の強力粉 適量
    ====パイ生地とフィリングの間に敷くと美味しくなるよ!!====
  • ピーカンナッツ 約25g
  • ジンジャークッキー 約25g
    ====フィリング====
  • パンプキン・ピューレ 約425g
  • ブラウンシュガー(or 三温糖) 90~100g(カボチャの甘さで加減)
  • 卵(M-Lサイズ) 3個
  • 生クリーム 120ml
  • シナモンパウダー 小さじ1杯
  • ジンジャーパウダー 小さじ1/2杯
  • クローブパウダー 小さじ1/8杯
  • 塩 小さじ1/2杯
  • ピュア メープルシロップ 大さじ1杯
    ====仕上げのオプション====
  • 食べる時の添えに、ホイップクリームをどうぞ!(ホイップクリームに入れるお砂糖を、メイプルシロップに置き換えるとより美味しいです)

カボチャのピューレの画像パンプキン・ピューレの作り方をみる
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ジンジャーブレッドマン クッキーの画像ジンジャークッキーの作り方をみる
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♠パイ生地、パンプキンピュー、ジンジャークッキーは冷凍保存ができるので、先に準備したり、作ったものを保存しておくと便利ですよ。

作り方

    ★下準備 : パイ生地に使用するバターを約2㎝大に切り、冷蔵庫(夏場なら使用10分前にさらに冷凍庫)でしっかり冷やしておく。冷水もキンキンに冷やしておく。(←コレどちらも重要です)


    ★★★パイクラスト(生地)を作る★★★

  1. 薄力粉と塩とグラニュー糖をフードプロセッサーに入れ、ザッと全体を混ぜ合わせ、よく冷えた(重要)バターを加えて約5~15秒間のパルス攪拌で、全体がポロポロっとした状態にする。

  2. キンキンに冷えた(重要)冷水を30㏄入れ、約10~15秒間のパルス攪拌する。

    (冷水はバターが溶けるのを防いでもくれます)

  3. まとまりのないボソボソの“おから”みたいな感じだけれども、生地同士を指で摘むとくっつきあう様な状態にしたいので、もしもお水の量が足りないようなら、ココからは様子をみながら必要により少しずつお水を足してみる。←ほぼ60㏄は必要です。

    (*出来るだけ攪拌しすぎない!合計30秒以上の攪拌はしません!)
    (*バターの粒が残っているのが良い)

  4. 生地を作業台の上に取り出し、まとまりのないボソボソの状態をギュッと一つの塊にし、3㎝くらいの厚みの円盤状に押し伸ばしてラップに包み、冷蔵庫で約30分以上、生地を寝かす。

  5. ④のパイ生地を冷蔵庫から取り出し、作業台の打ち粉を広げた上に置き、生地にも少し打ち粉を振り、麺棒にも打ち粉をつけ、直径約30㎝くらいの大きさまで(パイ皿よりもひと回り大きく)生地を中央から外に向かって均一の厚みになるようにのばしていく。

    (生地にバターの粒が見えて正解!どの作業でもバターが溶けてしまわないように注意する。)

  6. のばし終わった生地を、麺棒に巻きつけて(余分な打ち粉はブラシなどで掃き落とす)パイ皿に移動してかぶせ、パイ皿と生地の間に隙間ができないように指で生地を軽く押えながら敷きこむ。

  7. はみ出している生地は、パイ皿の外縁にあわせてハサミやナイフで切り、ラップをかけて冷蔵庫に戻す。

    (切り落とした生地は、縁飾りなどを作って遊んでね。)


  8. ★★★ピーカンナッツとジンジャークッキーを準備する★★★

  9. ピーカンナッツを約170℃のオーブンで7~10分程ローストする。

    (↑こうやって軽くローストすると、とっても良い香りを得られますよ。)

  10. ⑧のローストしたピーカンナッツが冷めたら、ジンジャークッキーと一緒に、フードプロセッサーに入れ、細かく砕くか、または丈夫なビニールに入れたたき砕く。

    (↑ピーカンは、しつこく砕きすぎると、ペーストになってしまうので気をつけてくださいね。)

  11. ⑨を⑦の底に均等に敷き詰め、スプーンの背や指でギュっギュっと圧接し、完了したら、ラップをかけて冷蔵庫に戻す。

    (このピーカン&ジンジャークッキーを入れるか入れないかはオプションですが、仕上がりの味が全く変わります。また、パイ生地の底がフィリングの水分でベチャっとするのを防いでくれます。かなりおススメです♡)


  12. ★★★フィリングの準備(この時点で、オーブン予熱190℃)★★★

    (どの作業も、混ぜすぎに注意!全体が混ざれば良いだけなので、フードプロセッサーは使いません。混ぜすぎると空気が入り、割れの原因になります。)

  13. ボールに卵を入れ、軽く混ぜ、スパイス類と生クリームを加え混ぜる。

  14. 続いて、パンプキンピューレを入れ、全体を混ぜ合わせる。

    (泡立てないように気をつける)

  15. ⑪を⑨に流し込み、オーブンで約45~55分焼く。(焼きすぎは舌触りや風味が落ちるので様子を見てね。焼き上がりの目安は、フィリングの中央部は、やや濡れた感じが残りつつも、外周部約3㎝辺りを竹串で刺してみて、竹串にフィリングが付着してこず、また、パイ生地に美味しそうな焼き色が付いていれば出来上がり。)

  16. 焼き上がったパイは、オーブンから取り出し、ワイヤーラックに乗せて、パイ皿の中で冷ます。

  17. ☆私は、焼き上がった日に食べるよりも、翌日に食べるほうが、全体の味が落ち着いて馴染み、好きです。


    ★★★トッピング(オプション)★★★

  18. 食べる際に添えるホイップクリームを準備する。

    (↑または、ホイップしたクリームを、絞り袋でデコレーションする)
    (甘さは、お好みで調節してください。お砂糖の変わりにメープルシロップを使うと美味しいです)


↓上記分量の1/3量、直径15㎝パイ皿で焼いた時の写真です。
*オーブン190℃,焼き時間25-35分間です。

          

☆練りパイ生地の工程写真は『アップルパイのレシピ』または↓動画を参照してね。

★↓『練りパイ生地』の作り方動画です。
  


テーブルの上での様子♪

パンプキンパイの画像★アメリカのレストランや各家庭で作られたパンプキンパイには、たいていホイップクリームが添えられていたり、デコレーションされて出てきます。(バニラアイスもありましたよ。)

★パンプキンパイには、メープルシロップがよく合うようで、メープルシロップで風味付けされたホイップクリームは美味しかったです!!

★私は、ジンジャークッキー&ピーカンを敷き詰め、フィリングにメープルシロップを入れて焼くようになってからは、ホイップは付けなくなりました。このあっさり具合が好きです。
また、パイ生地の底がベチャっとするのを防いでくれます。

★3日間は日持ちしますよ。


♣このレシピに関連するトピック

『What's New』 Jan.4,2013 
  の記事を読んでみてね♡
  (↑太字をクリックするとリンク先に移動しますょ)

 

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