ひじき煮
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『ひじきの煮物』は家庭料理の定番で、少し甘く煮た優しい味付けは、私を含む家族全員も好きなお袋の味の定番です♪通常は「油で炒めてから煮る煮物」ですが、わが家では「全ての材料と出汁、調味料をお鍋に入れて、ただ煮て、半日かけて自然と冷めるのを待ちながら味を含むのを待つ。」だけのお手軽料理。 炒めない方があっさりとしていて美味しく好きなのです。(ちっとも臭みなんて感じません)『薄味だけど出汁と甘さとが調和した優しい味付け』は、私を含む家族全員も好きな煮物で、ご飯にかけて食べるのも大好きです♡ 冷凍保存もできますよ♡
もしも食べ残って飽きたとか、サラダで一品が欲しい場合はリメイクで『ひじきサラダ』がおススメです♪
『ひじき煮』材料
- 乾燥ひじき 1袋(約40g)
- 人参 2/3本
- ちくわ 1本
- 油揚げ 1枚
- 鰹だし(鰹+昆布) 約150㏄
- お水 約150㏄
(出汁 + お水で約300㏄ にします。)
- 砂糖(わが家は三温糖) 大さじ4杯(約34g)
- みりん 大さじ6(約70g)
- 薄口しょう油 大さじ4杯+小さじ2杯(約60g)
- 塩 小さじ1杯
(※調理最後の調整用に、薄口しょう油 or 塩を 小さじ1/4~1/2杯)
- (盛り付けの際、茹でた絹さやなどの青物を添えると彩りが良くなるりますよ。)
*2017年夏以降、カラメル色素が添加されている『三温糖』は使っていません。 お砂糖そのものも極力使わず、可能な限り『甘麹・甘酒』『本みりん』で調味し、お砂糖を使用する場合は『甜菜糖(ビート糖)』『キビ糖(1歳未満不可)』『洗双糖』『黒糖(1歳未満不可』『はちみつ(1歳未満不可)』などに置き換えるようにしています。どうしても味がピシッと決まりにくいと感じるお料理の時は『三温糖(カラメル色素など不添加)』を使っています。
★理由は ⇒『What's New』 2月6日食事備忘録 の記事を読んでみてね(←クリックするとジャンプします)
作り方
下準備: 出汁は、あらかじめ用意して冷ましておく。(昆布を入れずに鰹だけのお出汁の場合は↓③~⑤デス)
★★鰹だし(鰹+昆布)の取り方★★ ①昆布は30分前~前日から水に浸しておく②弱~中弱火で、ゆっくりと(10分くらい昆布の旨みを出すようにし、お鍋全体に気泡が出始めたら、沸騰直前に昆布を取り出す(グツグツ沸騰させると美味しくなくなります)③昆布を取り出したら、出汁を一度沸騰さる。④お鍋を火から外し(又は一度火を止めるか、少量の差し水をする)、かつお節を入れ、お鍋を再び火にかける。⑤再度沸騰したら1分程煮出して、火を止め、5分くらいそのままにしてから濾す。(お吸い物用の出汁の場合は、火を止めたら直ぐに濾します。)*濾す際は、絞らないでね。
- 乾燥ひじきは、たっぷりのお水に 30~60分程浸して水戻しする。
- ひじきを戻している間に、具材の準備をする。
★人参は、長さ4~5㎝ × 幅0.5~0.7㎝ くらいの少し太めの“千切り”=“千六本切り” にする。 ★ちくわは、3㎜幅に輪切り。 ★油あげは、お鍋にお湯を沸かして油揚げを一瞬お湯に浮かし(熱湯をさっと掛け流してもOK)、お水で洗い流してギュッと絞って『油抜き』をし、3㎝長さ×0.5~0.7㎝幅くらいに切る。
- ひじきが戻ったら、ザルに上げて流水でサッと洗う。
- お鍋に全ての具材と【出汁+お水】、調味料【砂糖、みりん、薄口しょうゆ】を加え、強火で沸騰するまで一気に煮る。
↑蓋をすると早いです。
- 煮汁が沸騰したら、火加減を弱火に落とし、ときどき全体を混ぜながら約15分ほど煮含める。
↑蓋や落し蓋をすると均等に煮汁がまわりやすくなります。
- 煮汁が1/3量くらいを目安に、お好みの煮詰め加減の味の濃さで味見をして、必要があれば味を調え、火を止めて蓋をし、半日ほど味を含ませて完成。盛り付けの際、茹でた絹さやなどの青物を添えると彩りが良くなるりますよ。
★お弁当に入れる場合は少し濃いめがいいですが、たっぷりとおかずとして食べる場合は、あっさり目の煮詰め加減にしておくと沢山食べることができますよ。 私はご飯に掛けて食べるのも大好きです。
もしも食べ残って飽きたとか、サラダで一品が欲しい場合はリメイクで『ひじきサラダ』がおススメです♪サラダにしたい量(300~400gリメイクで紹介)作り方をみる ←画像をクリックしてね
↓↓↓調理工程写真と言うほどでもありませんが…。


















大好物の母の味です♪
★わが家では『ひじき煮』に限らず、一般的に「先に油で炒めてから」と言われる煮物でも、油で炒めることがありません。 『筑前に』『切干大根煮』『肉じゃが』…などなど、全てお鍋に具材を一度に入れて、ただ煮込むだけ。 味がしみ込むように、午前中(または前夜)に調理してしまい、夕食時まで放置して味を中まで染み込ませるだけですが、ひじきの臭みなんて一度も気になったことがありませんょ。




*★お弁当に入れる場合は少し濃いめがいいですが、たっぷりとおかずとして食べるのが大好きなので、決して濃い味にはせず、薄めの味付けと優しい甘さのに仕上げます。↑写真での盛り付けでは、小鉢などに軽く盛り付けていますが、実際はお替り用に盛鉢にスプーンを添えて置き、何度もお替りしちゃったり、ご飯に掛けて食べるのも大好きなので、ご飯の上に何度も載せちゃったりもしています。