アズー ―ロシア料理―
サンフランシスコに住むロシア人の私の大親友のお母さんと妹さんが、ロシアから彼を訪ねて来て、彼のために妹さんが作った1品です。 彼女たちが帰国後に、その時の写真と手書きでのレシピ(私のリクエストにより)をロシアから送ってくださいました。昔、この大親友は、私が作った豚肉の肉じゃがを見て「アズーみたいだ!!」って驚いていましたが、う~ん?私の肉じゃがは、もっとスープ少ないんだけどなぁ?
材料
- <材料(2ℓ鍋で調理)>
- カレー、シチュー用牛肉(または皮と骨付きの鶏肉) 700-800g
- 月桂樹(別名:ベイリーフ/ローリエ) 1~2枚
- ポテト 1.5-2kg (皮をむき3cmくらいにカット)
- 人参 2本 (乱切り)
- 玉ねぎ 大1個 (一口サイズのくし切りにし、横半分にカット)
- 赤と黄パプリカ 各半分ずつ (1.5cm角切り)
- トマト 4個 (皮を剥き、1.5cm角切り)
- ガーリック 3片 (みじん切り)
- ディル&パセリ(粗みじん切り)
- 塩、胡椒 適量
- オリーブオイル またはサラダ油 大さじ1~2杯
ロシアの妹さんが、手書きでレシピを書いてくださり、ご主人が写真を撮って下さいました。この手書きレシピは後で私の元へ郵送されてきます。この手書きレシピを手にする瞬間が、私のある種の楽しみです♪私、ロシア語は読めませんが…。←★★オリジナルレシピには★★★トマト2個と記載されていますが、日本のトマトだと3~4個位の大きさです。★パプリカは、ロシアのものは小ぶりということで、オリジナルレシピの半分量で記載しています。
作り方
- 皮をむいたポテトを3cmくらいの大きさに切り、お鍋に入れ、ポテトから指2~3本分くらいの高さまでお水をいれ、中火で湯がく。
- 別のフライパンにオリーブオイルを入れ、玉ねぎを焦さないようにしんなりとなるまでゆっくりと弱火で炒め、そこにお肉を入れ、蓋をし、中火で蒸し炒めにする。(5~7分)
- ②にトマトと月桂樹を入れ、中火のままさらに蓋をし蒸し炒めにする。(5分間)
- ③に人参とパプリカを加えて蓋をし蒸し炒めにする。(3~5分間) そして塩、胡椒を加える。
- ④を①のポテトのお鍋に全て移し(この頃にはポテトに火は通っているはず)優しく全体を混ぜ合わせ、ガーリックとディル、パセリを入れる。
- 味を見て、塩加減を確認し、足りなければ少し足してくださいね。
(味が落ち着くと塩味が薄くなりますので少し塩味を強く感じるくらいでOK)
- 最後にもう一度、わずかに黒胡椒を足すと風味が増します。味を調えたら蓋をし1~2分で火を止め、タオルで包み、半日(最低1~2時間)ゆっくり味をしみ込ませる。
↓↓↓上記材料の約1/3量で作ってみました。(牛カレー肉を使いましたよ。)























★タオルなど大きな布でおおい、ゆっくり味をしみこませる大切さについて★
ロシア料理のスープやシチューではこの作業が大きく味を左右させるとか。なので、絶対に蓋は開けないでね!それと、自然に冷めるまではお鍋をできるだけ動かさないようにしてください!動かすことによりポテトが溶けてしまうそうです。
★温めなおしについて!★
ロシアではスープなどの温めなおしは、食べる分だけをお鍋にとり、沸騰直前で火を止めるように温めなおすそうです。 理由は、お野菜の触感がなくなってしまうとダメで、ましてやポテトが煮とけてしまうと失格です。温めなおす作業は、お野菜の煮くずれの原因になるので1)食べるときに 2)食べる分だけ 3)沸騰はさせてはいけない が原則だそうです。
テーブルの様子♪
★アズーと蕎麦の実とサラダでのランチの一例です。★ロシアの親友達にこのランチ写真を見せたら、「少なすぎる!!もっと大きなお皿に3倍は食べるよ!」って笑われました…。
★サンフランシスコで、ロシア人の親友の妹さんが作ってくれたアズーです。(ランチとして食べたそうです。)←この時は、皮付き鶏肉を使用しています。
♣このレシピに関連するトピック
☆『What's New』 Jan.6,2013 の記事を読んでみてね♡ (↑太字をクリックするとリンク先に移動しますょ)