栗ごはん

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栗ごはんの画像硬い栗の皮(鬼皮)を剥き、内側の実にくっついている薄皮(渋皮)も剥く作業は…なかなか大変ですが、 旬の季節を待って食べたくなる秋の味覚ご飯の一つ『栗ごはん』
皮剥きは大変だけど、炊きあがった『栗ご飯』と対面し、お口に一杯頬張る瞬間には「美味しい~♡」と微笑んでしまい、またスグに栗を買っちゃうのですよね~☆ ご飯を炊く作業は普通に白米を炊くのと同じで、栗を加えて塩味を薄くつけてあげるだけですから簡単です♡ 私は大きな丸ままのの栗をゴロゴロと入れ、さらに小さくカットした栗も少しご飯に混ぜ込んで炊くのが好きです。

材料(2~4人分)

  • お米 2合
  • 栗(皮付き) 約500~700g
  • 塩 小さじ1杯
    ↑よりもやや控えめにしておき、炊きあがりに様子を見て足してあげてもOK

作り方 (お鍋での炊飯方法は下記参照)

    ★★★ 栗の下準備(作業一時間前~一晩前の浸水) → 皮むき ★★★

  1. 栗の皮むきは硬くて大変ですが、『一晩前から栗をお水に浸けておく』または『皮剥きをする最低1時間前には "ぬるま湯" に浸けておく』と、硬い皮が少し軟らかくなり剥きやすくなります。

  2. 栗の皮剥きは色々な手順がありますが、私は↓↓↓
    『剥き方パターン1』
    ★両横の狭い面を尖がった頂点からザラザラで色の異なる底辺部分の堺まで栗の湾曲に合わせながら剥く。
    ★→ ザラザラで色の異なる底辺部分を切り落とす。
    ★→ 広くて平らな面と丸みのある面を剥く。

    という手順で剥いたり、

    『剥き方パターン2』
    ★ザラザラで色の異なる底辺部分を切り落とす。
    ★→ 栗の広くて平らな面と丸みのある面を剥く。
    ★→ 両横の狭い面を剥く。

    という手順で剥いたりと、皮むきが飽きないようにと、どの剥き方が楽チンか試しながら毎回せっせと皮むきを行っています。(笑)
    どの手順で剥くにしても、渋皮を実ごと一緒に一気に剥いてしまいますので『栗の皮むきは、実も少し落としてしまうので一回りは小さくなるもの!』と言い聞かせて『実まで落として勿体ない…(涙)』という気持ちを封印しながら、ためらいなく一面一面を一息で剥くようにしています。

  3. 栗は意外にアクが強く、空気に触れると変色しやすいので、皮を剥いた栗はスグにお水に浸けてあげてくださいね。
    皮むきを終えた栗をスグに使って炊飯する場合は、お米の洗米と浸水をしている炊飯器に皮むきを終えた栗を直接入れて炊飯を行いますが、炊きあがりのお米が多少黄色っぽくなります。私はそれもまた好きなので気にしません。 気にする方は、皮むきをし終えた栗を暫くお水に浸けて灰汁抜きを行うといいかと思います。

  4. ★★★ お米の洗米と浸水 ★★★

  5. お米を研ぎ洗い、普通に白米を炊く水加減で、約1時間は浸水さておく。


  6. ★★★ 炊飯 ★★★

  7. 栗はゴロゴロと丸粒のまま全て使用しても良いですし、何個かの栗は2~3カットに刻んであげても良いです。 もちろん、全ての栗を2~3カットに刻んでも良いですし、お好みでどうぞ。

  8. 浸水させておいたお米に、分量の【お塩】と【2~3カットに刻んだ栗(全て丸粒栗の場合は省略)】を加えて軽く混ぜ、最後に【丸粒のままの栗】を上に広げ、白米を炊く要領で普通に炊飯し始める。

  9. 炊き上がったら、全体を底から軽くさっくりと混ぜ合わせて完成。
    ↑もしも塩加減が足りなければ、ココで追加してね。


☆わが家でのお米の炊飯は、お鍋を使ったり、ガス炊飯器や電気炊飯器を使ったりいろいろです。 ↓↓写真は “3合炊き電気炊飯器” で炊いたときのものです。

        

★★★お鍋での炊飯の仕方★★★

(*わが家は“文化鍋”を使いますが、きっちり蓋がしまり、厚手ので深みのあるお鍋なら基本的にOK)

  1. 蓋をしたお鍋を中強火にかけ、沸騰し始めるのを待つ。

    (お米が5合以上の場合は強火。2合以下の少量の場合は中火にし、沸騰までの時間を長くする。)

  2. お鍋の中で、グツグツと沸騰する音がし始め、蓋から泡が出始めたら沸騰し始めた証拠!そのまま2分ほど待つ。

  3. 湯気が勢いよく噴き出してきたら、吹きこぼれない程度に火をやや弱める。(強火→中強火/中強火→中火/ 中火→中弱火)

  4. 約3分ほどすると、勢いよく噴いていた湯気が、もやもやとお鍋の蓋を包むようになる。

    (↑炊飯開始から15分ほど経過)

  5. しだいに湯気が見えなくなったら、弱火(とろ火)にし、5~7分程おいて火を止める。

    (パチパチという音でお水がなくなったことがわかり、“おこげ”の加減も見極められますよ。 これでお米は炊けていますが、ここからの「蒸らし」がお米を芯までふっくら美味しくさせる重要な工程!)

  6. 蓋は絶対に開けずに10~15分蒸らせば、ふっくらと美味しく炊き上がり。

  7. しゃもじを濡らして、底からさっくりとお米を混ぜたら完成。

  8. 昔ながらの “おひつ” に移すと、水分が吸収され、美味しくなりますが、そのままにする場合は、蓋の下に乾いた布巾やキッチンペーパーを広げ、湯気の水滴がゴハンに落ちないようにすると良いですよ。


秋の味覚の『栗ご飯』★ お赤飯に栗を加えた『栗おこわ』も美味★

栗ごはんの画像★皮剥きは大変だけど、炊きあがった『栗ご飯』と対面し、お口に一杯頬張る瞬間には「美味しい~♡」と微笑んでしまい、またスグに栗を買っちゃうのです~♪

★白米に2割ほどのモチ米を混ぜてあげても美味しいですし、モチ米100%で『赤飯』を作る際に、栗を加えて作る『栗赤飯/栗おこわ』も大好きです♪

栗ご飯の画像  栗ご飯の画像

炊飯器で炊く『栗ご飯』では、炊きあがりの蓋を開けて、ホクホクの栗を見ると、つい、栗をつまんで食べてしまう私… 危険なんです~。

栗ごはんの画像  栗ごはんの画像

↑白米で作った『栗ご飯』(写真左)と、もち米100%で『赤飯』を作る際に、栗を加えて作った『栗赤飯/栗おこわ』の秋の食卓献立の様子です。


♣このレシピに関連するトピック

『What's New』 Oct.9,2017 『十五夜(芋名月)の栗ごはん』
『What's New』 Sep.28,2017 食いしん坊の『季節のお仕事・栗』
『What's New』 Oct.13,2016 『栗名月の栗おこわ☆』
『What's New』 Oct.8,2016 『栗ごはんたべたよ☆』
  の記事を読んでみてね♡
  (↑太字をクリックするとリンク先に移動しますょ)

 

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